カップヌードルは定番のノーマル、カレー、シーフード、SIOといった味の他に、毎年複数の新商品がリリースされています。そして今回発売されたのが”抹茶仕立てのシーフード味”。名前からは全く味の想像がつかず、インパクトも大きかったので早速食べてみました。すると意外や意外・・・
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カップヌードル抹茶シーフード味、新発売
日清食品は2017年1月23日にカップヌードルの「抹茶仕立てのシーフード味」を新発売しました。
カップヌードルフリークの私は、新商品を目にするととりあえず食べるんですが、この商品は「抹茶?仕立て??シーフード??」と全く想像できず、そこにたまらなく興奮し迷わず購入しました。
パッケージもカッコイイです。一見ただの浮世絵のようですが、よく見ると力士がDJだったり、歌舞伎の隈取フェイスが付いたドローンが飛んでいたりと、これぞ「COOL JAPAN」的で外国人ウケも良さそう。
この抹茶味カップヌードルは、どん兵衛「すき焼き」とU.F.O.「梅こぶ茶」とともに「じゃぱん♥ぬーどるず」トリオとして発売されました。
そういえば、カップヌードルの新しいCMも甲冑の武士がスポーツしてるクールでおしゃれなCMですよね。
日本ってかっこいいなと改めて実感します。
カップヌードル抹茶シーフードを食べてみた
では食レポを・・・
食で冒険できない慎重派の方々の参考になれば幸いです。
麺に抹茶が練り込まれていて少し緑がかっています。見た目でワクワクします。
カップヌードルシーフードでおなじみのイカも入っています。
まず一番気になるのが”抹茶度”だと思います。
実際食べてみると抹茶感はそれほど感じません。目つむったら分からないレベルと言ってもいいでしょう。
麺は視覚効果も手伝ってか、わずかに爽やかな抹茶の風味がします。
スープはまろやかなシーフード味で、普通にバクバク食べる分には抹茶を感じないんですが、ソムリエ並に感覚を研ぎすませつつ空気を含ませ気味に飲んでみるとわずかに抹茶が鼻を抜ける感じがあります。
外見の派手さとウラハラに、味は思い切りがないなぁ~。というのが個人的感想です。名前を「抹茶シーフード」とせず「抹茶”仕立ての”シーフード」としたのはこういうことかぁと納得。
ですが、流石カップヌードル。美味しいのは間違ありません!
シーフード味との違いは?
さして抹茶味のしない「抹茶仕立てのシーフード」ですが、元祖シーフード味となにが違うのでしょうか。
①具材が違う
シーフード味の具材「いか、キャベツ、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ」
抹茶仕立てのシーフード味の具材「いか、キャベツ、人参、味付卵、ねぎ」
微妙に違います。
②こってり度が違う
シーフード味と比べて、抹茶仕立てのシーフード味はよりこってり(まろやか)な感じがしました。
調べてみると抹茶仕立て~にはチーズパウダーが入っていて、シーフードには入っていないということがわかりました。
おそらくこれがこってり度の違いだと思われます。
ちなみに、ミルクシーフード味にもチーズパウダーが入っています。まろやかさではシーフード味よりこちらの味に近いように感じました。
カップヌードル抹茶シーフードは外国人のお土産用?
パッケージやコンセプトからも外国人ウケを考えて作られているのはよくわかりますが、味付けも外国人を意識したものではないでしょうか。
麺の色など見た目でインパクトを与えつつクセのない味付け。さらにシーフードよりもさらにこってりさせて食べごたえを増している。
日本人からすれば少々物足りない抹茶風味かもしれませんが、世界80カ国以上で販売してきた日清食品のノウハウで完成させた”万国ウケする抹茶味”がこれなのではないでしょうか。