学校へ行かない中学生ユーチューバーとして話題の”ゆたぼん”の父親で、心理カウンセラー兼ユーチューバーの中村幸也氏が参院選に出馬することが明らかになりました。中村幸也氏の所属政党や選挙区についてご紹介します。
目次
ゆたぼん父・中村幸也が衆院選に出馬の意向
少年革命家でユーチューバーのゆたぼん(12)の父親である中村幸也氏(41)が次期衆院選で立候補することが17日、本紙の取材で分かった。ゆたぼんを巡って、論争となった不登校や教育問題が国政選挙の場でクローズアップされることになる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43e8cdcd4930410ee73b134b8d83cc2658def789
ゆたぼんは小学生の時から不登校を宣言し、ユーチューバーとして活動している。保護者で心理カウンセラーでもある中村氏はゆたぼんの意思を尊重する立場を取っており、元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏(44)やメンタリストDaiGo(34)らと激しい論争になっていた。
出馬の話は先月、中村氏とひろゆき氏との論争が過熱していた時だ。〝論破王〟といわれるひろゆき氏を相手に一歩も引かずに張り合う中村氏を見たNHK党の立花孝志党首(53)が立候補を打診していた。
中村氏は本紙取材に立候補の意思を固めたとしたうえで「日本では学校に行けるなら行けよという空気があり、行かないという選択が認められないのは違うかと。行かない子は行かない子なりに学べる環境を整えていくことも大事。学校に行かない選択を持つ子供の親として、メッセージを伝えつつ、多様な学びの機会を得られる国づくりができれば」と話した。
中村幸也は古い党から出馬予定
ゆたぼんのパパ中村幸也氏は、古い党から出馬予定です。
古い党の正式名称は「古い政党から国民を守る党」です。古い党の旧党名は”NHK党”こと「NHK受信料を支払わない方法を教える党」です。
当時のNHK党党首の立花孝志氏の打診により政界進出の意向を固めた中村幸也は、立花氏が現在代表を務める古い党から出馬することになりました。
中村幸也が出馬する選挙区はどこ?
中村幸也氏が立候補する選挙区は現在検討中とのことです。
ちなみに、中村幸也氏は現在沖縄県宜野湾市在住なので、居住地の小選挙区で立候補するとすれば、沖縄2区になります。
沖縄は米軍基地問題等の関係で自民党に厳しい地域と言われていますから、沖縄からの出馬の可能性はあり得るのではないでしょうか。
次期衆院選はいつ行われる?
2021年の10月21日に衆議院議員任期満了を迎えるので、それまでに衆院選が行われることは確実です。
それまでに途中解散があるのかどうかには諸説ありますが、現在は都市部を中心に緊急事態宣言の真っ只中であり、コロナワクチン接種もスムーズに進んでおらず、さらに夏にはオリンピック・パラリンピック開催も控えていると言う状況です。
中途半端な時期に衆議院を解散させると、与党に不利に働いてしまうため、ワクチン接種やオリンピック・パラリンピックの件が一段落する(であろう)任期満了の時期まで解散総選挙はないのではないか?という味方が強いようです。
ゆたぼんのパパ中村幸也の衆院選出馬に世間の反応は?
最後にゆたぼんのパパこと中村幸也氏の衆院選出馬にたいする世間の反応をご紹介します。
中村幸也氏の衆院選出馬がトレンド入りしてる、、、
— タケル (@piano_takeru) May 17, 2021
アンチの方が多いように見えるけど、それでも現時点ではただの一般人である彼が出馬表明(?)しただけでトレンド入りしてる現状に冷や汗。
悪い意味でも話題になってしまうと、それだけでも票になってしまうからな、、、
『ゆたぼんのパパ』として知られる中村幸也氏が衆院選出馬…選挙に出るのは自由ですが、自分の子どもに『不登校』をネタにしてYoutuberをやらせて荒稼ぎし、その知名度を利用して国会議員を目指すのは違和感があります。そもそも『多様な学び=学校に行くのが間違っている』というわけではありません。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) May 17, 2021
ゆたぼんパパは毒親だとは思っていたがこういう魂胆があったことにひたすら驚いている。息子を矢面に立たせて名を売って出馬。毒親界の帝王やないかい。
— 南無南無 (@nmpiikannutsnm) May 17, 2021
ゆたぼん本人を叩かんでやってくれ。まだ子どもなんだぞ。 https://t.co/aLNoka83kz
ゆたぼんのパパ、そんな衆院選出馬するくらい頑張れるなら息子さんを私立の中学校行かせて欲しい...
— ま! (@Scallops_ma) May 17, 2021
少年革命家でユーチューバーゆたぼんのパパである中村幸也氏が次期衆院選で立候補する。
— さくらのはなびら (@sakura1_cherry1) May 17, 2021
義務教育だから学校に行けという世間の声が多い中で、実際に学校に行くべきかは置いといて、息子の意見を尊重すると堂々と公共の場で言えるのは父親の本来のあるべき姿だと思う。
いい政治家になる気がする。
教育を受けさせる義務果たしてないゆたぽんの父が衆議院議員出馬という高度すぎるギャグ
— 勝機を零して掴み取れないテイク (@_teiku) May 18, 2021
ゆたぼんのパパ衆院選出馬ってあるけどゆたぼんが成人してからじゃないとゆたぼんパパを評価できなくない?
— ele (@electrical_do) May 17, 2021
世論は賛否両論ですが、批判的な意見が多数を占めているようです。
興味深いのは最後の「ゆたぼんが成人してからじゃないとゆたぼんパパを評価できない」というコメント。たしかにその通りかもしれません。
中村幸也氏は義務教育に批判的であり、ホームスクーリングを推奨していますが、ホームスクーリング用の教材や指導のノウハウ、フォロー体制などがある程度しっかり作られている欧米諸国と、学校での教育を前提として作られている日本の教材を用いた独自のホームスクーリングが同様の効果をもたらすのかどうかは分かりません。
学力と人格形成において、中村幸也氏の教育論が正解であったのかどうかは、成人したゆたぼんの存在が答えになるでしょう。
世間の大半の人がゆたぼん親子の価値観に共感できずにいる今のタイミングよりも、息子を立派に成人させた後に出馬する方が説得力があるような気もしますが…。ですが、良くも悪くも息子が大きな注目を浴びている今このタイミングがベストだと踏んだのかもしれませんね。