日本人が作った「千と千尋の神隠し」の”油屋”のミニチュア模型の精巧さが海外でも話題になっています。ジブリ映画ファンなら鳥肌モノの超絶クオリティの作品をご覧ください。
「千と千尋の神隠し」の舞台”油屋”の模型のクオリティ!!
最初にご紹介するのは「千と千尋の神隠し」の”油屋”。千尋やハクが働いていた湯婆婆の銭湯です。
千と千尋の油屋凄い pic.twitter.com/0VNuxeW9gM
— 黒岩ダンテ KCF楽しかった! (@nelonoir) 2017年5月13日
細かい部分まで徹底的に再現されていますね。
塗装前。右下には千尋が駆け下りていった階段もありますね。
最上階の湯婆婆の部屋です。
”千と千尋”ファンなら映画の光景が頭に浮かんでくるのではないでしょうか?
この作品の製作者はソラキオさんという日本人の方。
ソラキオさんがご自身のツイッターに油屋の画像を投稿したところまたたく間に世界中に拡散されていき、この作品の関連画像には合計で一万を超えるいいねが付けられています。さらには海外の情報サイトなどでも紹介されるほどの注目ぶり。
そしてソラキオさんは油屋以外にもジブリ作品のリアルな模型を複数作っておられます。
リアル過ぎる「ハウルの動く城」
これまたすごく細かい。私なんていくら映画を見ても城の構造を全く理解できませんでしたよ。
ソラキオさんのジブリ愛がものすごく伝わってきます。アニメよりもさらにリアルに質感が想像できる気がします。
超かっこいい飛行船艦「ゴリアテ」(天空の城ラピュタ)
天空の城ラピュタに登場する飛行戦艦(飛行船艦)”ゴリアテ”。ラピュタへと向かうムスカ一行が搭乗していました。
夢のような攻撃力と機動力を備えたこの飛行船艦にはコアなファンが多く、ゴリアテはプラモデル化されたのですが、廃盤となった今では入手困難なプレミアム商品となっているようです。
そしてソラキオさん作のゴリアテがこちら。
プラモデルを改造して作られた作品だそうです。
カッコいいですね。シータたちが追いかけられるシーンが脳内再生されます。
正面の”隠れトトロ”まで再現されていたら最高なのですが、実物を正面から見たらトトロ風に見えるのでしょうか?
未完の期待作「地球屋」(耳をすませば)
雫の恋人の天沢聖司の祖父が営む古道具店「地球屋」。物語の鍵を握る猫の人形”バロン”が置かれています。
ちなみに天沢聖司の声優は声変わり直前の高橋一生さんということで、今ふたたび注目されている作品ですね。
2017年5月時点ではまだ作成途中のようです。
屋根が取り外せて、柱まで作ってあるということはもしかして内部まで作り込む予定なのでしょうか?
地球屋の雰囲気大好きなので、完成形が楽しみです。
ということでソラキオさんのすばらしいジブリ模型をいくつかご紹介しました。
ソラキオさんは宮﨑駿作品に登場するモチーフを模型化するホビークラブ「宮崎メカ模型クラブ」の一員として活動されているようです。毎年一回、静岡で展示会に参加されているそうなので気になる方は足を運ばれてはいかがでしょうか?(2017年は終了しました。)
詳しくは宮崎メカ模型クラブのサイトを御覧ください。ソラキオさん以外の作家さんのジブリ作品画像もたくさん掲載されていますよ!
ちなみにこんなかわいいペーパークラフト見つけました(私は手が出ないけど・・・)
シリーズで揃えれば千と千尋の街並みが作れるみたいですよ。
気になる方は画像から詳細ページにリンクしてます↓