ドラマ「Chef~三ツ星の給食~」に登場する給食のおばちゃん猪原敏子役の伊藤修子さんが個性的で話題になっています。実は影の名脇役である彼女は以前もあるドラマで注目を集めていました。伊藤修子さんとは一体どんな方なんでしょうか?
伊藤修子プロフィール
「Chef~三ツ星の給食~」で大食い&買い物依存症キャラの猪原敏子(いのはらとしこ)役を演じる伊藤修子さん。
天海祐希さん、遠藤憲一さん、荒川良々さんなど超個性的な共演者に囲まれながらも抜きんでた個性を放っている不思議な女優さんです。
名前:伊藤修子(いとうしゅうこ)
生年月日:1977年1月31日
出身地:神奈川県藤沢市
身長/体重:152cm/52kg
血液型:A型
趣味・特技:散策、カレー屋めぐり
所属:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
事務所公式サイトより引用
来歴
1999年、オーディションを経て、劇団「拙者ムニエル」に加入。
舞台を中心に活動していたが、近年は舞台に加えTVCMやTVドラマ、ラジオ等へ活躍の場を広げる。
「笑っていいとも!」2012年10月4日放送初登場時に、「劇団「拙者ムニエル」所属の超個性派女優 独特な芸風と超ネガティブなキャラが話題に!」とキャプションにて紹介された。
バッファロー吾郎と舞台で共演した縁で、大喜利イベントの「ダイナマイト関西」に選手としてスカウトされ、参加している。ここでもネガティブかつ怪異なキャラクターを発揮し、2010年のfirst大会では準優勝、2014年の大会でもベスト4という好成績を残した。その影響からか、芝居の中でも大喜利を振られることがあるという。
2014年11月8日放送のフジテレビ系バラエティ番組「IPPONグランプリ」の本戦出場者を決める事前番組「IPPONスカウト」に出演し、出場権を獲得した。
引用:wikipedia
伊藤修子さんは元々劇団所属の女優さんでした。唯一無二の個性的なキャラクターで演劇をする傍ら、そのキャラクターが芸人たちの目にとまりお笑いの分野(大喜利など)でも活躍しています。ちなみによしもと所属ですが、芸人ではなく女優として登録されています。
(「笑っていいとも!」や「IPPONグランプリ」で彼女を知った方には芸人さんだと思っている方も多いかもしれませんね。)
伊藤さんは武蔵野美術大学で油絵を専攻するほどの才能の持ち主。しかし自分の地味で真面目な性格から抜けだそうという目的から演劇の道を選んだそうです。
そして伊藤さんがよしもとに移籍したのは、霊視能力があるらしい友近さんのお母さんに「新喜劇に入ったほうがいい」という助言をうけたからだそうです(新喜劇には出演したことはないそうですが)。
ドラマ「お義父さんと呼ばせて」OL役でプチブレイク!遠藤憲一とも共演
実は伊藤修子さんの演技が「おもしろい」と注目を集めたのは今回が初めてではありません。
2016年第1クールのドラマ「お義父さんと呼ばせて」(フジテレビ)でも超個性的なキャラクターと演技で視聴者の心を掴んでいました。
このときも遠藤憲一さんと共演。伊藤さんは遠藤さん演じる主人公・大道寺保の部下・千代役でした。
30歳なのに異様におばちゃんぽい”自称”恋愛マスターで、主人公に恋愛アドバイスを送り、主人公から頼りにされているというなんとも不思議な役どころ。
そして毎回何かしらオイシイ場面がありました。
保が吹いた水を思いっきり浴びる千代さん。
当時も一度見たら忘れられない千代という個性派OLキャラと、遠藤さん演じる保との掛け合いにハマる視聴者が多数いました。
「Chef~三ツ星の給食~」での遠藤憲一さんと伊藤修子さんの共演は偶然なんでしょうか?両作の製作者は違いますが、同じフジテレビ系ですし「お義父さんと~」での共演に手応えを感じで「シェフ」でもキャスティングしたのかもしれないですね。
伊藤修子は実は大河女優だった
伊藤修子さんは芸能生活の中で、ドラマ・映画・舞台の俳優業だけでなく、バラエティーやナレーションなどさまざまなお仕事をしてこられました。
そんな伊藤さん、実は大河ドラマにも出演していたんですよ。
伊藤さんは大河ドラマ「平清盛」で深田恭子さん演じる清盛の妻・時子の侍女・生田を演じました。
大河ドラマのオーディションでは明子(加藤あい)の作ったイノシシ汁を飲んでムセて「すいませぬ あまりにおいしゅうて」という小ボケを入れた芝居をしたら、会場がウケたそうです。
そのおかげで受かったんではないかと伊藤さんは考えています。
役者もお笑いもこなす異色の女優、伊藤修子さん。芸人で俳優業もこなす人はけっこういますが、俳優で体を張ったお笑いの仕事もできる人はなかなかいませんよね。
その特異な才能と”記憶に残る演技”で今後さらに活躍されることを願っています。