話のネタ・日々雑記~扉のとびら~

浅田真央2016プロ「リチュアルダンス」は”赤と黒の違い”を知れば3倍楽しめる!!

time 2016/10/12

浅田真央2016プロ「リチュアルダンス」は”赤と黒の違い”を知れば3倍楽しめる!!

フィギュアスケート浅田真央選手の2016-17シーズンのプログラムは「リチュアル・ダンス」。同じ曲を使用する前代未聞の構成ですが、浅田選手があえて同じ曲を使用して表現したいこととは何なのでしょうか?ショートを「黒」、フリーを「赤」と演じ分ける意図とは?これを知ると浅田選手の演技をすくなくとも3倍は楽しめます。

浅田真央2016-17シーズン使用曲「リチュアルダンス」とはどんな曲?

ご存知の通り浅田真央選手が2016-17年シーズンで使用するのはショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)ともに「リチュアル・ダンス」という楽曲です。

この曲はスペイン人作曲家・マヌエル・デ・ファリャのバレエ作品「恋は魔術師」の中の一曲であり、最も有名な曲です。日本では「火祭の踊り」というタイトルで知られています。

http://kai-moriyama.com/

http://kai-moriyama.com/

ファリャ。代表作「恋は魔術師」「三角帽子」など。

 

バレエ「恋は魔術師」のストーリー

未亡人カンデラスが、恋をするが、亡き夫の亡霊がこれに嫉妬し、邪魔しようとする。そこで、カンデラスは、友人ルシアにこの亡き夫の霊を誘惑させ、その間に自分の恋を成就させた。

そして「リチュアルダンス(火祭の踊り)」は、悪魔払いの際の音楽である。燃えさかる炎の前で、カンデラスは激しく踊り、悪魔払いの儀式を行う。

引用:http://www.piano.or.jp/enc/pieces/932/

ちなみに「リチュアル」とは英語で儀式、礼拝式という意味です。つまりリチュアルダンスとは悪魔祓いの儀式の踊りというわけです。

 

【黒真央×赤真央】SP、FSで演じ分ける2種類の「リチュアル・ダンス」の違い

浅田真央選手はショートプログラムではピアノバージョン、フリースケーティングではオーケストラバージョンと2種類のアレンジのリチュアルダンスを滑りますね。

そしてショートプログラムではミステリアスな「」、フリースケーティングでは情熱の「」を表現しており、二つで一つのストーリーになっているということですが、そもそもなぜ「黒と赤」?そしてそれぞれ何を表現しているんでしょうか?

ショートプログラム”黒真央”は怪しい黒鳥

浅田選手曰くSPの黒は「ダークの黒鳥のような、ミステリアスな感じの黒い鳥の魔術師」だそうです。

バレエでは黒鳥が登場するワケでは無いようですが、悪魔祓いという怪しげな儀式をどこか不吉で”悪“っぽいイメージの黒い鳥に重ねているんですね。

というわけで衣装も羽根っぽいデザインですし、メイクも昨シーズンの蝶々夫人とは打って変わってガッツリ。ダークレッドのリップがかっこいいです(個人的にはこういう系の浅田選手好き)。

twitter.com

twitter.com

振付も指先をピロピロしたり、羽ばたいたりと鳥の動きが組み込まれています。

フィニッシュの前のめちゃめちゃかっこいいコレオが印象的ですが、リチュアルダンスの曲の意味がわかると、この動きが呪文をかけるような儀式的な動作なんじゃないかと解釈できます。

 

フリースケーティング”赤真央”は情熱的な女性

フリースケーティングでは、主人公の未亡人カンデラスを演じています。

亡き夫の亡霊に悩まされていた女性が、黒鳥の悪魔祓いを受けて解き放たれ力強くなっていくというストーリーで、プログラム序盤で亡霊に悩まされている女性を演じ、終盤に向けて恋する喜びと情熱を爆発させる力強い女性を演じています。

こちらはショートから一転、衣装もネイルもリップも赤一色ですね。センター分けの前髪もフラメンコダンサーという洗練された印象でカッコイイです。

http://ameblo.jp/

http://ameblo.jp/

フリーの振り付けにはフラメンコ風の動きが多数登場します。そしてショートと比べて女性らしいしなやかさが強調されているように感じます。

ちなみに、ショートのフィニッシュポーズと同じ格好でスタートするフリーですが、作品のつながりを表現するという意味はもちろん、”呪文をかける黒鳥と呪文をかけられる女性”という両者がシンクロする瞬間を演じているように感じます。

秀でた表現力を持つ浅田選手ですから、こちらに曲の予備知識がなくとも十分魅力的な演技を見せてくれますが、曲の意味が分かると浅田選手がいかに細かいところまで神経を使って表現しているのかがより理解できると思います。

そして二つで一つの物語になるという意味も、SPとFSを同曲にした意図もよくわかりますよね。

 

二つのプログラムを振り付けたのは浅田選手と長い間タッグを組むローリー・ニコル氏です。彼女は女性的で華やかな振り付けを得意とするイメージだったのですが今回はずいぶん印象が違います。

浅田選手のようにスケーティングスキルと表現力を持ったスケーターには振付師もいろんなジャンルの攻めの振り付けをしたくなるんでしょうね。雰囲気は違いますが今シーズンのエキシビション「チェロスイート」もかなり濃厚なプログラムです。

 

浅田選手のジャンプの調子はまだ上がっていないようですが、シーズン本格始動前からこの表現ができるのはさすが!の一言です。

浅田真央選手にとって2016-17シーズンが素晴らしいものとなりますように!

 

おまけにチェロ・スイートもどうぞ!

 

 

こんな記事もどうぞ

本田真凜は本当にポスト浅田真央?!ジュニア時代を比較してみた・・・

キム・ヨナ 1000万円の”ろう人形”が全然似てない!ブサイク人形で炎上も!

浅田真央「蝶々夫人」は実話?モデル実在?あらすじと歌詞が切なすぎ

 

down

コメントする




CAPTCHA


未分類

アーカイブ

UA-68080617-1