米歌手セレーナ・ゴメスが難病「ループス(全身性エリテマトーデス)」に侵されていた事が分かりました。現在は治療も一段落し音楽活動を再開し、iPhone6sのCMでも元気な姿を見せていますが、ループスとは一体どんな難病なんでしょうか?完治する病気なのか、今後の生活に影響がないのかなど調べてみました。
目次
ティーンのアイドル セレーナ・ゴメスって?
セレーナ・ゴメスは23歳のハリウッドスターです。15歳の時に、ディズニー・チャンネルのドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」で主演をしてブレイクしました。その後は得意のダンスを活かして歌手活動をしたり、女優、モデルとしても活躍しています。日本でも人気のあるシンガーですね。黒髪(おそらく生まれつき)に黒い瞳を持つ彼女はどこかエキゾチックな雰囲気ですね。
私も「ウェイバリー~」を見た時にアジアの血が入っているのかな?と思いましたが、メキシコ系アメリカ人の父親とイタリア系アメリカ人の母親とのことなので、もしかしたらメキシコの先住民の血が入っているのかもしれないです。アジアとは関係なさそうですけど、童顔だし黒目だし親近感がわきませんか?
セレーナ・ゴメスの交友関係(親友・恋人)
セレーナとジャスティンhttp://girlschannel.net/
そして、そして、セレーナ・ゴメスの元カレはアメリカで爆発的人気を誇るジャスティン・ビーバーなんです。ジャスティン・ビーバーは逮捕されたりお騒がせなイメージが定着していますが、発覚当時はアイドル同士のビッグカップルって感じで騒がれていました。
セレーナとテイラー・スウィフトセレーナ・ゴメス インスタグラムより
親しい友人としては、日本でも大人気のテイラー・スウィフトやテイラーと犬猿の仲とされるケイティ・ペリーもいます。
(テイラー・スウィフトの超セレブな自宅画像をこちらの記事でご紹介しています。)
アルコール・ドラッグ中毒は嘘!セレーナ・ゴメス疑惑ゴシップにマジギレ
セレーナ・ゴメスがループス(全身性エリテマトーデス)治療のため入院している間、アメリカのメディアは面白おかしく「セレーナ・ゴメス(アルコールor薬物中毒)リハビリ施設入院」と報道していました。”ジャスティン・ビーバーの薬物疑惑やジャスティンとの破局で昇進のセレーナ・ゴメスがアルコールもしくは薬物に手を出して依存症になった。”
スターのゴシップとしては面白いのかもしれないけど、懸命に治療しているセレーナ・ゴメスからしたらこんな屈辱的なことはなかったでしょうね。
本人もガセ報道に「私は化学療法中なの。あなた達はしらないでしょうけど。ろくでなし!」と言ってやりたかったと話しています。同時に「私は7歳から業界に入って、17歳からユニセフ親善大使もつとめている」と胸を張っていたセレーナ・ゴメスですから自身の行いにプライドを持っているのでしょう。
セレーナ・ゴメスが侵された難病 ループス(全身性エリテマトーデス)とはどんな病気?
概要
頭皮から足趾までの全身が侵されうる自己免疫疾患で、多彩な症状と多臓器にわたる障害により、その診療には内科臨床全般にわたる知識と経験が要求される。病態は抗原と抗体が結合した免疫複合体の沈着によって引き起こされる補体による組織障害(Gell&CoomsのIII型アレルギー)が中心とされる。
好発年齢は20~40歳台であり、男女比は1:10で若い女性が多い。「衛生行政報告書」によれば、特定疾患事業により難病の認定を受けた全身性エリテマトーデス患者総数は2010年現在5万7千人であり、難病疾患の中では潰瘍性大腸炎、パーキンソン病に次いで多い。
病因
多彩な自己抗体が検出されることが多く、病態の中心は抗二本鎖DNA抗体による免疫複合体の形成と補体による組織障害である。組織障害の発生場所は個々の症例によって異なるが、”全身性”の名前のとおり、腎臓、皮膚、肺、脳など多様な臓器に障害が発生する。患者の多くは妊娠可能な年齢の女性であり、女性ホルモンと病因との関連が疑われている。一卵性双生児において一方がSLEである場合の他方のSLE有病率は50%を超えるとする報告があり、また、北米では黒人女性の方が白人女性より有病率が高いとされており、遺伝的素因の存在が疑われる。
引用:http://www.med.osaka-u.ac.jp/
患者の割合は若い女性が圧倒的に多い病気なんですね。難病といえども珍しい病気では無いようです。体内の免疫のバランスが崩れて、通常であれば外部から入ってきたウイルスをやっつける自己免疫が自分の体を傷つけてしまうそうです。
ループスの症状
ループスの症状は多岐にわたります。
http://healthy.copyseven.com/
皮膚粘膜症状、関節炎、漿膜炎、腎障害、神経障害、肺障害、肝障害、ループス膀胱炎、動悸・息切れ、下痢、腹痛、皮下出血などなど。
症状の程度には個人差があるそうで、ひどい場合は痙攣で意識を失ったり、透析が必要になる場合もあるようです。セレーナ・ゴメスさんの症状の程度はわかりませんが、発作と戦っていたというような証言もされています。
ループスの治療方法
ひどい症状でない場合は通常、内服薬で治療するようです。セレーナ・ゴメスがどの程度の症状だったか分かりませんが、現在は音楽活動を再開されるぐらいですし病状は安定しているようですね。
ループスは治らない?
ループスは「完治」という言葉が無い病気のようです(間違っていたらすみません)。治療を行い、長年にわたって薬を内服し、再び症状が現れないようにケアしていくという病気のようです。中には慢性化する方もいらっしゃるのだとか。
完治したの?セレーナ・ゴメスの活動への影響は?
先ほども書いたように、ループスはすぐすぐ治る病気ではありません。セレーナ・ゴメスも現在も薬で体調管理しているのではないかと思われます。今後は病気と付き合いながら芸能活動、結婚、出産などを経験していかれるのでしょう。
どうか無理はせず、いつまでもキュートな笑顔を見せて欲しいですね。
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