ドラマ「下町ロケット」真野役で注目を浴び、翌クールには「お義父さんと呼ばせて」と「悪党たちは千里を走る」の2本のドラマに掛け持ち出演とブレイク中の山崎育三郎さん。もともと安倍なつみさんと交際していることで話題になったミュージカル俳優さんですが、彼の経歴をまとめてみました。妻安倍なつみさんとの間にある共通点とは?
目次
山崎育三郎プロフィール
生年月日:1986年1月18日
出身地:東京都
血液型:A型
身長:177cm
趣味:野球・ゴルフ
特技:英会話・ダンス・ピアノ
配偶者:安倍なつみ(元モーニング娘。)
所属:研音2007年にオリジナル演出版ミュージカル「レ・ミゼラブル」のマリウス役で本格デビュー。その甘く気品のある歌声、確かな演技力で、多くの観客を魅了する。ミュージカルを中心に数多くの舞台へ出演。
オフィシャルサイトとWikipediaより引用
山崎育三郎さんはミュージカル界のスターでありプリンスだそうです。ここ最近はテレビにも活躍の場を広げていますね。
お茶の間で一躍有名になったキッカケはコチラではないでしょうか↓
そう、下町ロケットの真野さんです。前編では企業に楯つくクセモノ作業員でしたが、後編では過去を反省して恩返しする真面目なサラリーマンを演じ分けていましたね。
ミュージカル俳優感がまったく出ていなかったので、ドラマ俳優さんだと思って普通に見ていました。そもそも「ミュージカル俳優感」自体よくわからないんですけどね。。。
一方、ミュージカル仕様の山崎さんがコチラです↓
なるほど、こりゃ確かに「プリンス」ですね。無精ヒゲの真野さんと同じ人物には見えません。これこそ俳優さんの実力なんでしょうね。
ということで、山崎育三郎さんのこれまでの活動を簡単にご紹介します。
山崎育三郎の経歴
山崎育三郎さんは現在28歳ですが、子役デビューされているベテランです。
山崎育三郎の子供時代~内気な野球少年が音楽に出会う~
山崎さんは幼少期、内気な野球少年でした。家でさえ“どこにいるのかわからない”と言われるほど喋らない子だったとか。
そんな山崎さんが8歳の頃、母親と一緒にミュージカル「アニー」を観に行った帰宅後”トゥモロー”をとてもキレイな声で歌っていたそうです。それを聴いた母親が内気な正確を治すためにもいいかもしれないと、音楽教室に通わせたそうです。
その後、童謡コンクールで賞を獲ったのがキッカケで歌が好きになり、つい12歳の時ミュージカルのオーディションで3000人の中から主役に抜擢されました(12歳)。
そして歌やダンスなど厳しい稽古を乗り越え初舞台で大完成を浴びた時に「これを一生の仕事にしたい」と考えるようになったそうです。キャプテンだった野球はこの時辞めています。
山崎育三郎の少年時代~挫折から米国留学~
中学生時代もミュージカルやテレビドラマに子役として出演していた山崎さんでしたが、ついに変声期が訪れます。
子供の曲も大人の曲も歌えなくなり絶望の中にいた山崎さんでしたが、当時の声楽の先生にクラシックをやるよう勧められ音大の附属高校に進学しました。そこではクラシック(オペラ)の全身で歌う方法を学んだり、ピアノを習得したそうです。
そして高校在学中に1年間アメリアに留学。アジア人としていじめられていたそうですが、意を決してダンスパーティーでダンスを披露したら一躍人気者になたことがきっかけで「自分の主義主張は表現しないと伝わらない」と気付き、留学を機に受け身な性格を克服したそうです。
また、留学中にはポップスやゴスペルなど未経験のジャンルに挑戦しました。
山崎育三郎のミュージカル復帰~現在まで
その後山崎さんは音大に進学。そして変声期が落ち着いた頃に「レ・ミゼラブル」のマリウス役オーディションを受けたら最年少で見事合格します。
そして子供の頃からの夢だった「レ・ミゼラブル」のマリウス、「モーツァルト」のヴォルフガング・モーツァルト、「ミス・サイゴン」のクリス、「エリザベート」のルイジ・ルキーニの4役全てを20代のうちに演じています。
そんな山崎さんはミュージカル界での人気は圧倒的。同じく人気のミュージカル俳優井上芳雄、浦井健治と2013年に組んだユニットStarSは、武道館単独ライブで1万2000人を動員するなど、ミュージカル界では前人未到の偉業を成し遂げました。
一方で2009年にはからくりTVの企画「サザエオールスターズ」に出演したり、2015年からはドラマ俳優として活躍するなどマルチに活動しています。
山崎育三郎のドラマ出演が急増した理由は?
その理由にはまず、山崎育三郎さんの夢が関係しています。
20代はミュージカル一本で駆け抜けてきた山崎さん。30代は「『歌』とか『芝居』とか自分で線引せずいろんな事にチャレンジして、いろいろな表現ができるエンターテイナーになりたいんだそうです。そしてゆくゆくは自身がテレビと舞台の架け橋となり「日本初のミュージカル映画を作りたい」と語っています。
なるほど、テレビドラマでも個性的な役が多いのはそのためなのかもしれません。今後の山崎さんの活躍によってミュージカルの敷居が低くなるかもしれませんね。
そしてもう一つは事務所の方針でしょう。
山崎さんは2014年から研音というプロダクションに移籍しています。研音は竹野内豊さんや唐沢夫妻など主役級の大物俳優が多く在籍する力のある事務所です。
そんな研音の中でも、ミュージカルの分野で圧倒的な地位を築いてきた山崎さんは異色であり、山崎さんのテレビでの売り込みが成功すれば新しいビジネスチャンスに繋がるかもしれません。積極的に何でも吸収したいという山崎さんの意向と事務所の方針が上手く合致して今があるのんじゃないでしょうか。
山崎育三郎と安倍なつみの共通点とは?
山崎さんは昨年末に安倍なつみさんと長年の交際を経て結婚。プライベートでも絶好調ですね。
山崎さんと安倍さんに共通するのは少年・少女時代から芸能活動を行い、プロとして一つのことに打ち込んできたということじゃないでしょうか。
モーニング娘。はアイドル氷河期の中叩き上げで国民的人気を得たアイドルですし、その中心にいた安倍さんはステージで勝負することの厳しさを身にしみてわかっていると思います。そういう意味では山崎さんを立場を理解してあげられる良いパートナーかもしれませんね。
今後も夫婦二人三脚でテレビでも舞台でも活躍していって欲しいです。
参考資料:http://allabout.co.jp/gm/gc/448107/他