小学5年生(10歳)にして朝ドラと大河ドラマのヒロインを演じたという恐ろしい経歴を持つ天才子役の鈴木梨央ちゃん。彼女の演技力の原点とはいったい何なのでしょうか?小さいころの仰天エピソードをご紹介します。
天才子役・鈴木梨央
鈴木梨央ちゃんといえばここ数年、子役のトップクラスを維持している実力派女優。2013年大河ドラマ「八重の桜」で主人公の子供時代を演じた際には、あまりの演技の上手さで一躍注目を浴びました。しかも当時は子役デビューからわずか2作品目の新人だったから驚き!
しかしその実力は本物で、体の成長とともに演技力もアップし大河以降もドラマや映画・CMに立て続けに出演。2015年には「お兄ちゃん、ガチャ」で連ドラ初主演。そして朝ドラ「あさが来た」ではヒロイン・あさとヒロインの娘・千代を一人二役で演じました。
そんな彼女の子役デビューは2012年7歳の時と、他の子役と比べれば少し遅め。しかし演技力でスピード出世した鈴木梨央ちゃん。彼女はどうやって演技力を身につけたのでしょうか?
演技の原点~幼稚園児時代~
鈴木梨央ちゃんがはじめて演劇をしたのは、幼稚園の時のお遊戯会。「花の精」を演じたそうです。その後鈴木梨央ちゃんの運命を変える衝撃の出会いが。
当時5歳だった梨央ちゃんはドラマ「mother」に出演していた同い年の子役・芦田愛菜ちゃんの天才的な演技に衝撃を受け「芦田愛菜ちゃんみたいになりたい!」と思い立ちます。
梨央ちゃんは「mother」の愛菜ちゃんのセリフを書き出して、毎日のようにマネをして母親や姉に披露していたそうです。しかしそれだけでは収まりませんでした。
なんと子役でもない梨央ちゃんですが、すでにこの時から自在に涙を流す練習をしていたそうです。そして涙を流しては母親に「いい子いい子」してもらって喜んでいたんだとか。
子役のドキュメンタリーで泣く演技がうまくできなくて泣いている子役を見たことはありますが、素人の幼児が自在に涙をコントロールするとは。これはもう天性の才能があったとしか考えられません。鈴木梨央ちゃんの演技に対する追求心とか、感受性の豊かさは生まれ持ったセンスんじゃないでしょうか?
憧れの芦田愛菜からの評価は?
5歳で憧れの芦田愛菜ちゃんと同じタレント事務所に合格し、モデルやドラマなどでコツコツキャリアを積んできた鈴木梨央ちゃん。そしてとうとう女優デビューから3年目(って早いなww)ついに芦田愛菜ちゃんとの共演を果たしました。
芦田愛菜ちゃん曰く「梨央ちゃんのスゴイところは、一緒にお芝居していると役に集中させてもらえるところ」だそうです。
このコメントから感じ取ったのは、芦田愛菜ちゃんクラスの天才子役ともなると周りの子役たちとのレベルに違いがありすぎて、一緒に演技していても周りとのバランスとかを考えてしまうのかな?ということです。
そんな愛菜ちゃんが自分のお芝居に集中できるということは、梨央ちゃんも同じレベルでお芝居している、もしくは梨央ちゃんのリアルな演技力で自分も役にのめり込むことができるということではないでしょうか?
天才子役二人のレベルが高すぎて恐ろしい!
でも芦田愛菜ちゃんが、犬を飼っている鈴木梨央ちゃんに「犬の飼い方を教えてもらいたい」って言ったりしていて、普段は普通の小学生の女の子なんだなぁとちょっと安心。
梨央ちゃんは大人になるにつれて美人になりそうなタイプと思っているので、成長が楽しみです。