森三中の大島さん・鈴木おさむさん夫妻が昨年「世界の果てまでイッテQ!」で出産シーンを公開して騒動になりました。大島さんが出産の際にヘルメットカメラをつけるに至った理由を語っていたので紹介します。
大島美幸の出産シーン公開に批判と反論
大島さんの出産シーンは2015年7月5日の「世界の果てまでイッテQ!」で紹介されました。
大島さん・鈴木おさむさん夫婦はそれ以前から「好きでもないブスな女芸人と結婚」「妻の名前のタトゥー」「妊活休業」「子供に笑福(えふ)というキラキラネーム」など家族をネタにしているんじゃないか?と思われる要素が色々とあったので、出産公開についても
- 出産を見世物にするな
- 子供を商売道具にするな
- 子供を産みたいのに産めない女性に配慮が足りない
など、批判が殺到しました。
一方で例えば乙武洋匡さんが「『健常者をテレビに映し出すなんて、手足のない人に対して配慮がない!』とか言う人が出てきたらどうするんだ(笑)」、フィフィさんが「ほんの一部でしかないクレーマーの声を大きく取り上げ過ぎ。そして、それをみんなが大きく受け取り過ぎ」とコメントするなど批判に対して反論する人が出現。
はたまた単純に「感動した」という人も多数いて、たかだか30分足らずのコーナーが結構な騒動に発展しました。
出産を公開する・しないにも色々意見はあるでしょうが、そもそも大島さんはヘルメットカメラを被る必要があったんでしょうか?それについて大島さんが語りました。
ヘルメットカメラを装着した真意
大島さんは2016年2月28日の「オシャレイズム」に夫婦で出演し、出産の裏話を語っています。
そもそもCCDカメラ(ヘルメットカメラ)を付けたのは大島さんの意思だったそうです。
大島さんが妊活に入る前(妊娠前)にリアクション芸人2トップの上島竜兵さんと出川哲朗さんが「自分たちに続くリアクション芸人は大島だ」と言って妊活に送り出してくれたそうで、えらく感動した大島さんが「これは上島さんにも出川さんにもできない」と、リアクション芸後継者として出産を自撮りしようと思い立ったということです。
また出産をテレビで取り上げられるかどうかはもともと決まってなかったそうですが、子供が成長したら自分の出産中の顔を見せて「生き様」を示したいと思っていたそうです。そして旦那の鈴木おさむさんはその決断にかなり驚いていたそうです。
実際に陣痛が始まると痛さのあまりヘルメットカメラを「無理」と一旦断ったそうですが、陣痛の合間に「ふぅー」と一呼吸。そして「よし!」と言って枕元にあったヘルメットを大島さん自ら装着しました。
すると今までの弱気な大島さんはどこへやら、出産の真っ只中だというのに自らカメラの角度を微調整したり映りを確認したり、スイッチが入ったようにテキパキ動き出し、無事出産を終えました。
鈴木おさむさんは、大島さんが出産したらそのまま芸人を引退するのかな?なんて考えていたそうですが、大島さんの芸人魂はやっぱり只者ではなかったんですね。