イケメンでスタイル抜群のハーフモデル兼俳優の栗原類さん。かなり個性的な”ネガティブキャラ”として知られている栗原さんですが、そんなイメージを180度覆すような姿が話題になっています。Eテレの「エイゴビート」でMCをしている栗原類さんの驚きのハイテンションを御覧ください。
子供向け英語番組にネガティブイケメン栗原類が出演
栗原類さんといえばまるで絵画から飛び出してきたかのような端整な顔立ち抜群のスタイルでパリコレ出演経験もあるファッションモデルであると同時に、舞台やドラマ、映画で活躍する俳優さん。
彼が放つ独特の繊細なオーラと、自分のことを「根暗」「ひねくれ者」「こんな人間だれも好きにならない」などのような発言からネガティブタレントとしてブレイクしたのも記憶に新しいかと思います。
そんな栗原類さん、イギリス人と日本人のハーフで、6歳から11歳をニューヨークで過ごしたということで現在Eテレで放送中の小学生向け英語番組「エイゴビート」にメインキャストとして出演しています。
栗原類のキャラが変わった?!エイゴビートの超ハイテンションなギャップ動画
「エイゴビート」に出演中の栗原類さん。
彼のネイティブな英語にも驚かされますが、それ以上に驚きなのが、あのドンヨリとしたキャラクターからは想像もできないハイテンションです。
まるでキャラが変わったかのような栗原類さんのギャップには世間もかなり驚いています。
栗原類が英語上手いことよりもテンションの高さに驚く
— りゅうと (@0i6r2) 2017年6月24日
Eテレでノリノリで英語喋る栗原類君を見てとても戸惑ってる
— あらまっきー@23時以降スマホ禁 (@mrn_music) 2017年6月24日
栗原類はEテレで子どもたちと明るく振る舞ってるだけでイケメンの良いお兄ちゃんに見える。なんか嬉しい
— うすいすいそすい のあ (@NoahOmijun) 2017年6月24日
子供向け英語番組の栗原類はボソボソしてない。
— すだち (@sudachi_m) 2017年5月27日
英語ビートなう 明るい栗原類が見られる貴重な番組
— 秋@最近陰陽師 (@tenjyumar) 2017年5月20日
教育テレビの英語番組で、栗原類がキャラを完全に捨てたハイテンションで
グレェェェェェェェェェイツ!!!!!!ナイスジェスチャー!!!!!!!!!!
とかくねくねしながら叫び回ってて、芸能界で生き抜くことの難しさを知りました— フルカワ (@FuckinFrkw) 2017年5月11日
このようにみなさんを驚かせている栗原類さんのハイテンションがこちらです↓
栗原さんのいつものテンションを思い出したあとに再生してみてください。
#エイゴビート という番組、初めて見た
息子の大好きな小島よしおさん登場で興奮しながら見てた
栗原類さんもいい味出てます pic.twitter.com/3PAkY5hTXm— Soos (@Soos_hts) 2017年5月20日
テンションの振り幅すごいですよね。
私も始めて見たときはかなり驚きました。そして楽しそうな彼から元気を貰えるような気がして今ではお気に入り番組です。
エイゴビートのサイトでも動画が見られますよ!
発達障害を乗り越えて輝ける場所へ
栗原類さんは2015年にテレビや自身の書籍で発達障害であることを告白されました。
幼いころから同じく発達障害を抱えるお母さんと二人三脚で障害と向き合っておられます。
栗原さんには「自分や他人に興味がない(他人にどう思われているかに関心がない)」「記憶力が弱い」「服をたたむなど他の人が難なくできる手先を使った作業が苦手」などの傾向があり、小学5年生から中学3年生まではひどいいじめや不登校も経験されたそうです。
ですが医師のサポートを受けながら地道に障害を克服しようと現在も努力を重ねておられるようです。
「最初の頃は自分の障害について説明して、弱点をさらけ出すことに抵抗もありましたけど、でも最近では「恥ずかしいからと隠すほうが恥ずかしい」と思えるようになりました。(中略)
僕は、自分の発達障害については、どんなに努力しても100%克服できるものではないと捉えていますし、大人になった今でもできないことはたくさんあるので、周囲にサポートを求めることは決して悪いことではないと考えています。
とはいえ、発達障害だから大目に見てもらおうというわけではないですよ。生活面や仕事面では、苦手なことであっても最低限はできるようになったほうがいい。無理がない範囲で少しずつチャレンジして、できることを増やしていくのがいいと思います。…(中略)…今だって、普通の21歳が100できることを、僕は10しかできないですが、環境を調整し、周囲の力を借りて訓練すれば、対処法を見つけることができますし、発達障害の生きづらさは、必ず解消できるものだと思います。」
とてもポジティブで力強い考え方ですね。
ネガティブ要素が全く見当たりません。そもそも栗原類さん自身、自分をネガティブだと思ったことがないそうで、そのように周りから思われることも好きではないそうですよ。
そんな栗原類さんが芸能界で頑張り続けるのにはこんな理由がありました。
「そもそも僕は「会社員とか絶対無理」と思っていたんです。毎日同じ職場・人間関係の中でルーティーンを続けるのは、僕にとって苦痛でしかないですから。でも、芸能界は毎回違う現場に行って、違う人と会えて、程良い刺激が得られる。ぶっちゃけ、僕はこの業界でしかやっていけないんです。でも、だからこそ、どんなことがあっても今の仕事は続けたいですね。」
「ゆくゆくは市村正親さんやクリストファー・ウォーケンのように、60歳を越えても芝居に対して貪欲な生き方をしていたい」
彼が”ここでなら輝ける、輝きたい”と思った場所が芸能界だったんですね。ちなみに栗原類さんはコメディー俳優を目指しているそうですよ。
そう考えると、エイゴビートでこれまでのイメージを覆した栗原さんにも合点がいきます。
あのハイテンションは「やらされている」わけでも「無理している」わけでもなく、自分自身ができることを増やしていくためのチャレンジなのではないでしょうか?
そして自らの発達障害を公表したことがこれまで以上に自分をさらけ出すきっかけになったのではと感じました。
それにしても栗原類さん、何年も前から芸能界で活躍されていますが、まだ22歳なんですよね。
これだけ自分の道を切り開く力のある人だから、あと数年もしたら世間から「ネガティブイケメン」としてではなく「個性的俳優」として認知されるような存在になられるかもしれませんね。
では最後に栗原類さんのコメディー要素ふんだんな動画をどうぞ!(江頭2:50のモノマネ)
栗原類さんの発達障害について詳しく知りたい方はこちら↓
発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 [ 栗原類 ]