遠藤憲一さんと言えば一度見たら忘れない鋭い眼光を持つ俳優さんです。しかし演じる役は極道系からオツムが弱い総理大臣の息子までさまざま。そんな遠藤さんがブレイクしたのはここ最近のような気がしますがそれまでは何をされていたんでしょうか？そして遠藤さんの素顔はどんな人なんでしょうか？
遠藤憲一プロフィール
http://m.sponichi.co.jp/
本名：遠藤 憲一
生年月日：1961年6月28日（54歳）
出身地：東京都品川区
身長：182cm
血液型：O型
所属：エンズタワー代表作
映画：その男、凶暴につき、きけ わだつみのこえ、金融腐蝕列島、あずみ、日本沈没、20世紀少年
テレビドラマ：白い春、不毛地帯、湯けむりスナイパー、民王Wikipediaより引用
遅咲きの遠藤憲一 ブレイク前の作品は？
まず、遠藤健一さんというと代表作は沢山あるんですが、この作品でブレイクしました！という決定的なポイントがない方だと思います。
ちなみに私が遠藤憲一さんをお名前を含めて認知したのはドラマ「不毛地帯」です。超豪華俳優の中でも遠藤さんの演技は光っていて注目されていたのを覚えています。
もっと前から知っている人も多いと思いますが、遠藤さんの名前が広く知られるようになってきたのは2000年代以降じゃないでしょうか？15年前と考えても当時の遠藤さんの年齢は40歳手前。俳優さんとしては遅咲きといえます。
ではその前の活動はといえば、
劇団無名塾の選抜試験に合格して舞台俳優としてのキャリアをスタートするが、空気の重圧感や規律の厳しさと辞め癖が抜けていなかったことから10日間後に劇団を離脱、その後は劇団フジ・東京宝映（現宝映テレビプロダクション）に移籍して役者活動を再開した。22才でドラマデビュー（1983年の『壬生の恋歌』、公式サイトによる）し、以降は、刑事ドラマ・サスペンス作品・時代劇などで下積み的な出演を続けた。いわゆる「ビデオシネマ（Vシネマ）」時代が到来すると、眼力のある強面の風貌を生かして極道物で数多くの悪役を演じた。またその一方でカルト的な内容の作品でエキセントリックな演技を見せた。
出典：ja.wikipedia.org/wiki/遠藤憲一
ということです。
遅咲きだからサラリーマンとかされていたのかとおもっていました。
遠藤さんの事務所「エンズタワー」は個人事務所と思われます（マネージャーは奥様）。おそらく事務所の力とかに頼らず小さい役柄で腕も磨いて徐々に大きな役を任されるようになった。まさに実力派俳優さんです。今や主演で1クールに複数のドラマに出演されるほどの人気ですからすごいです。
laughy.jp
そんな強面俳優遠藤憲一さんですが、最近はぶっ飛んだ役が目立ちます。例えば「気弱で頭の悪い息子の魂が体に入り込んだ総理大臣（民王）」「夫がいる宇宙人に恋する両性具有の宇宙人（ギャラクシー街道）」「自分と同い年の父親を持つ28歳年下の女性と結婚したいおじさん（お義父さんと呼ばせて）」などです。
じつは遠藤さんはもらったオファーをほとんど断らないそうです。ですから制作側が見たい「意外な遠藤憲一像」を惜しげも無く見せてくれるんですね。またそのおかげでナレーション業など俳優以外にも活躍の場を広げておられます。
遠藤憲一は強面だけど優しい愛犬家だった
遠藤憲一さんは犬好きでマルチーズを飼っておられます。
http://girlschannel.net/
実は小さい頃に噛まれてから犬が苦手だったという遠藤さんですが、ある日奥様が犬を連れて帰ってきて飼いはじめたのがきっかけで愛犬家になったそうです。
どんなに犬好きかが分かる写真がこれ
遠藤です。今日も晴れ。撮影順調。 我が家の愛犬まめが亡くなって今日で2年が過ぎました。今でも日だまりをみつけてそこで丸くなって寝ているような気配を感じます。 pic.twitter.com/bUaBkgnzJR
— 遠藤憲一 (@enken_enstower) 2016, 1月 15
愛犬まめちゃんの2年目の命日にこんなツイートをされています。とってもかわいいワンちゃんですね。なくなってから2年たった今でも大切に思ってらっしゃる優しい方です。
そしてもう一つご紹介したいのがこれ
遠藤です。エレキが膝の上で寝てしまった。このまま年を越しそうだな。 みんな良いお年を！ pic.twitter.com/1S8ohoucOq
— 遠藤憲一 (@enken_enstower) 2015, 12月 31
こちらの写真は去年の年越しの様子。ジャージ姿でソファーに座ってくつろぐ遠藤さんの膝には愛犬のエレキちゃんがスヤスヤと寝ていますね。実はこのエレキちゃん御年16歳の老齢犬。視力は衰え、腎臓も弱っているんだそうです。遠藤さん家族はエレキちゃんに最後まで安らかに過ごさせて、看取ってあげようと考えているようです。
犬を16歳まで長生きさせてあげること自体もすごいことですし、愛犬の睡眠を妨げないようにジーッと静かに年を越す遠藤さんの優しさが伝わってきます。カメラを見つめる遠藤さんの目がどことなく子犬のように見えてきました（笑）
遠藤憲一の意外と乙女な一面
★ブラックコーヒーが飲めない
実は苦いものが苦手な遠藤さん。コーヒーにはミルクと砂糖がないと飲めないそうです。
★目玉焼きを作るのはプロ級
料理は普段しないそうですが、目玉焼きは得意だそうです。焼き加減をじーっと見極めて毎回同じ薄皮で半熟の目玉焼きが作れるそうです。
★ウォーキングと読書でリラックス
遠藤さんのリラックス方法は音楽を聴きながらウォーキングをして、途中に喫茶店に立ち寄り読書をしてから帰ることです。しかし、たまに職務質問されるんだとか（笑）お巡りさんいわく「目が鋭いから」だそうです。
まとめ
遠藤憲一さんはそのコワモテとは裏腹に、優しくて素朴な性格のかわいらしい方なんですね。最近ではかわいいおじさんな感じが役柄からも伝わってきます。
主役脇役問わず、現代劇・時代劇問わず、善人・悪人問わずとにかくどんな役でも違和感なく、その上個性も出しながら演じることができる俳優さんはなかなかいないと思います。これからもたくさんおもしろい役を見せてもらいたいですね。