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懐かしくて斬新!時代先取りのハイテク(?)多機能筆箱は今…

time 2017/06/07

懐かしくて斬新!時代先取りのハイテク(?)多機能筆箱は今…

今から25年以上前にとんでもない筆箱が存在していたのをご存知でしょうか?当時小学生だったアラサー世代にはまさにドンピシャの多機能筆箱です。そういえば最近めっきり見かけなくなったなぁと思い、近年の多機能筆箱事情を調べてみました。

小学生の流行アイテム”筆箱”の歴史~多機能筆箱が現れるまで~

多機能筆箱をご紹介する前に、筆箱の歴史を振り返ってみたいと思います。

というのも、世代を問わず小学生にとって文房具というのは数少ない個性を発揮できるアイテムのうちのひとつであり、それゆえに時代ごとにブームが生まれます。

とくに筆箱は鉛筆や消しゴムなどの全ての文具をしまうもの、つまり文房具の”顔”であり、流行がハッキリしていたように思います。

象が踏んでも壊れない”アーム筆入”が社会現象に(昭和40年~)

筆箱ブームの火付け役といえばサンスター文具の”アーム筆入”です。

http://tvmitai.blog.fc2.com

一見なんの変哲もないシンプルな筆箱のようですが・・・

それ以前に発売されていたプラスチック製などの耐久性の弱い筆箱とは違い、ポリカボネートを使用することで圧倒的な強度を実現しました。

「象が踏んでも壊れない!」というウリ文句そのままに、象に筆箱を踏ませる斬新なCMでまたたく間に大ヒット!

ブームは子供のみならず、大人にもそして海外にも広がり、発売から5~6年で500万本以上も販売したというから驚きです。

http://tvmitai.blog.fc2.com

そしてアーム筆入は現在も”NEWアーム筆入”として改良され販売され続けています。

http://www.sun-star-st.jp/cite>

ただの箱ではなく、機能性も増しています。やはりいいものは時代を越えて残っていくんですね。

とにかく開けまくりの多面性筆箱ブーム(昭和50年代~)

昭和50年代ごろになるとビニール製の箱型筆箱(以下マチック筆入れ)が流行るようになりました。

今でもキャラクターものやスポーツブランドものなんかが定番ですよね。

そのマチック筆入れの中でブームになったのが”多面性”タイプのものです。

http://toriatama5.blog36.fc2.com

http://www.nttcom.co.jp

その名の通り、いっぱい収納場所があります。

いかにもたくさん入るぜ(ドヤッ)という雰囲気を醸し出していますが、実際はフタが多いだけで、一面性のほうがいっぱい入るでしょう。

ですが小学生の好奇心をくすぐりまくりますよね。F1のデザインなんかも世相を反映しています。

発売当初から2層3層と仕切りが増えていき、50年代後半には10層近くまで細かく仕切られるものがでてきたそうです。

中には真っ二つに分かれるものも。

https://plaza.rakuten.co.jp

ここまできたら文房具が”入らない”筆箱ですね(笑)

謎のロック付き筆入れ(昭和50年代~)

多面性筆箱とともにブームになったのがダイヤルロック付きの筆箱。

https://plaza.rakuten.co.jp

これまた子供が好きそうなアイデアですね。

まぁ実用性は・・・。

小学校1、2年生が筆箱に入れて見られるとマズイもんなんて無かろうに。

”カンペン”が中・高学年の定番に!(昭和50年代後半~)

この頃カンペンつまり缶ペンケースがブームになりました。

販売当初は無地の非常にシンプルだったカンペンですが、しだいにカワイイキャラクターものや凝ったイラストのものが登場します。

当時からマチック筆入れには幼いイメージがあったようで、上級生になったらカンペンに切り替えるのが定番となりました。

とりわけ1980年代~90年代前半にかけては、アイドルブームやファミコンの登場、サンリオブームなどが重なり、多種多様なカンペンが登場しました。

https://middle-edge.jp/articles/I0002692

アイドルもの↑ 名前+GOOD FRIENDって逆に渋い。

 

https://plaza.rakuten.co.jp/erippi2008/diary/?ctgy=1

http://up.gc-img.net/

サンリオもの↑

”けろっぴ”も”たあ坊”も懐かしい…

サンリオのキャラものは大抵中学年ぐらいまでだったかな。

たあ坊のような2層式のカンペンは定番でしたね。

 

http://ameblo.jp/moshasura/entry-11463921198.html

https://pbs.twimg.com/media/CJeMOGGW8AAOa9_.jpg

ゲームカンペン↑

ファミコンの大ブームでマリオをはじめ、人気ゲームのキャラのイラストがデザインされたカンペンが大人気でした。

ですがそれ以上の強者が。

ゲームのイラストではなく”ゲームができる”カンペンが登場したのです。

上の画像はドラゴンクエストのカンペン。詳細はこちらのブログで紹介されています。

そして下の画像はご覧のとおり、ビリヤードとボウリングが楽しめるカンペン。そして右下のが大人気ゲーム”魔界村”のすごろくカンペンです。

もはや、勉強する気なんて皆無ですよね(笑)カンペン世代の私もこれにはさすがに驚きです!

 

ほかにも車輪がついた走るカンペンなんかもありました。記憶が甦る・・・カンペンだけで一記事書けそうです。

多機能で駄機能?!ボタン式筆箱ブーム(昭和末期~平成初期)

お待たせしました。ここでついに多機能筆箱の登場です。

http://aucview.aucfan.com/yahoo/g121694996/

一見普通の筆箱ですが・・・・

おどろくなかれ

 

http://aucview.aucfan.com/yahoo/g121694996/

ものすごく飛び出してきます。

30代の人たちはウズウズするんじゃないでしょうか??

 

多機能筆箱にはいろいろなタイプがありましたが、基本的に鉛筆入れが持ち上がり、消しゴム入れと鉛筆削りが飛び出す仕様は共通だったと思います。

上の画像はそこそこ主流タイプで、虫眼鏡や温度計(あまりあてにならない)という今までの筆箱になかった機能付き(私もこのタイプだったと思います)。

他にも方位磁針や相性占いなどのおまけ機能がついたものもあったようです。

twitter.com

当時の小学生はこの仕掛けいっぱいの斬新な筆箱に心躍らされていました。

ペン入れが持ち上がるときの「カーン」というバネの残響が時代を感じさせますね(笑)

収納力度外視でこれでもか!というほどアクションを盛る感じが派手なバブル時代を象徴しているようです。

現在はシンプルが主流

私には小学生の子供がいるので学用品売り場に行く機会が多いのですが、最近めっきりと多機能筆箱を見かけなくなったように思います。

最近も昔のように人気のキャラクターもののマチック筆入れは多いんですが、消しゴム入れと鉛筆さしのついた一面式もしくは前面と背面が開くだけのシンプルな型が主流のようです(付いていても鉛筆削りぐらい)。

そしてさらにシンプルなものがよく売れています↓

実はわが子もこれを使っています。

軽いし、スペースにムダがない。それにクラリーノという素材は主にランドセルに使われる人工皮革ですから耐久性も十分です。

昔の多機能筆箱とは真逆を追求していますよね。

 

ちなみに中高学年に人気だったカンペンも最近ではあまり見かけなくなりました。

現在は布やビニール製のポーチ型ペンケースが主流のようです。

こういったペン立てにもなるペンケースのように、ポーチ型ペンケースも利便性が増しています。

多機能筆箱は進化を遂げていた!

そんなこんなで、現代にはもう多機能筆箱がなくなってしまったのかとちょっと寂しくなっていたんですが、実は今も多機能筆箱は根強く生き続けていました。

それがこちら!

外見は当時よりスッキリしていますね。

そしてボタンを押すと・・・

http://item.rakuten.co.jp/disneystore

消しゴムいれに鉛筆削り、そしてものさし、ハサミ、セロテープが飛び出してきます。

筆箱の中にあると便利な文具たちが隠れているんですね。

昔の多機能筆箱のようにいつ使うの?意味あるの?という機能はありません。これがあると便利だなぁという機能だけが詰め込まれています。

当時子供の憧れだった多機能筆箱も現代ではすっかり実用的で現実的に生まれ変わっていますね。

ムダだけど楽しい温度計や虫めがねが懐かしいなぁ…。

 

と思っていたら似たようなものを発見!

http://item.rakuten.co.jp/drop-up/10000935/

ボタンは3つですが、温度計も方位磁針もついていますよ!ペン入れは飛び出さないけどスライド式(意味ある?)

まだこんな商品あったんですね!

ですが実はこの商品、輸入品のため本来日本では取り扱われていないようです。もう日本では昔ながらのおもしろ多機能筆箱が市場に出回ることは無いかもしれませんね。

こちらで購入できます→ディズニー プリンセス≪ラプンチェル≫筆箱/ふでばこ(4ワンタッチボタン/2ドア)

 

そして、どうしても鉛筆が立てたい方必見の国内メーカーの筆箱がこちら↓

http://item.rakuten.co.jp/8989usagiya/10021569/

5本一斉にシャキーン!とは行きませんが、ボタンを押すことで一本ずつ鉛筆がポップアップします。鉛筆削りは4段階調整ダイアル付きで進化していますね。

それ以外は至ってシンプルで面白機能もありません。そのぶんスペースを有効に使えるしカッコイイ多機能筆箱ではないでしょうか?

詳しくは★販売店オリジナル★2ドアケズール筆入れ 男の子(グリッド)


筆箱は時代とともに大きく変化していますね。

昔は子供目線でワクワクする派手なものが流行り、今はシンプルかつ品質、実用性の高いものが好まれています。

なんだか日本の経済状況がそのまま反映されている感じです。奥深いな、筆箱。

多機能筆箱は無駄を好まない現代ではなかなか流行らないのかもしれませんが、それでも形を変えながら生き続けている根性に拍手をおくりたいです。

これからも子どもたちに夢を与えてあげてね。

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