2016年4月~の月9ドラマ「ラヴブソング」でヒロインに大抜擢された新人女優で歌手の藤原さくらさん。彼女の魅力の一つといえば英詞の曲です。しかし彼女は英語が苦手だったとか・・・藤原さくらさんの英語力や英詞を歌う理由を調べてみました。
藤原さくら歌手としての実力がすごい!
2016年第2クールの月9ドラマ「ラヴソング」のオーディションで福山雅治さんの相手役に大抜擢された藤原さくらさん。女優としては全く無名の藤原さくらさんですが、実は将来を期待されているシンガーソングライターなんです。
藤原さんは実は福山雅治さんの事務所(アミューズ)の後輩にあたります。ということでもともとこのドラマは福山さんのバーターで藤原さくらさんをためのドラマじゃないか?なんて憶測が飛び交っていますが・・・
噂はとにかく、彼女のシンガーとしてとても個性的で評価が高いので、女優にならなくとも自ずと成功しただろうと思います。
藤原さくらさんといえば、英詞の歌がとても魅力的です。彼女の魅惑の歌唱力をお聴きください。
Walking on the clouds - 藤原さくら
日本の歌手には珍しいタイプですよね。曲調も歌い方も歌声もかなり洋楽に影響をうけている感じです。
和製ノラ・ジョーンズなんていう異名を持つ彼女ですが、まさにそんな感じ。
実際に藤原さん自身もノラ・ジョーンズや、ビル・ジョーンズ、ケイト・ラズビー、ローラ・マーリング、ザーズなどの洋楽を好んで聴くそうです。
藤原さくらさんの印象に残るハスキーでアンニュイな歌声と、素朴な少女のようなルックスのアンバランスさがまた魅力的ですよね。
藤原さくらの英語は上手いor下手?
藤原さくらさんの英語の歌についての意見をSNSや動画のコメントなどから集めてみました。
「藤原さくらって人すごい!歌声きれーやし、英語の発音やべーし、かわいー笑」
「YouTubeみたけどめちゃめちゃ藤原さくら英語発音いい」
「藤原さくら 英語の発音ネイティブ♪」
「藤原さくらさん聴いたで! 19歳とは思えない… しかも英語かっこいいし… すごいなぁ。」
「ギターも英語も声も良すぎて困惑してる いずれもっと有名になるだろう」
「最近、藤原さくらさんがきてる。声が独特。英語の発音も独特。おされ。」
「藤原さくらの歌好き 声は本当に好きなのだけど英語の発音だけうっとなって苦手よ」
「藤原さくらさんの曲聴いてていいなーって思ったけどやっぱり英語の発音が微妙なので、こんな感じの洋楽聞きたい。」
「英語もっとうまくなれば化ける、、、」
「たしかに、英語はそんなだけど、いい声だ。どういうふうに成長してくるんだろう?」
「英語の発音は二次的なものだと思います。より大切なのは、18歳の日本人女性シンガーソングライターとしての感性とアイデンティティが堂々と英語で表現されていている事です。彼女のアンニュイな英語の発音は、声質も含めてそれ自体が重要な個性だと思います。」
発音に関してはネイティブだという人からまだまだという人まで賛否両論ですね。
私は英語を流暢に話せるわけではないですが、藤原さくらさんの発音はネイティブには聞こえないな~とは思います。でも、洋楽を通して英語に親しんで来られただけあって、歌詞をスムーズにメロディーにのせて歌っているのは心地いいですね。
そして最後の方の意見に賛同します。藤原さくらさんの英語の歌詞はぎこちなくともネイティブの人たちにも意味は伝わっているでしょうし、シンガーソングライターにとっては発音よりもメッセージや思いが聴き手に伝わることが大事なんじゃないでしょうか。
実は英語が苦手だった?!それでも英語で歌う理由
藤原さくらさんの語学力から「帰国子女じゃないの?」「留学経験あるんじゃないの?」など思う人もいるかもしれません。しかし、藤原さくらさんは日本で生まれ、高校まで日本の教育を受けてきました。
そんな藤原さんは自身の英語力の無さを自覚していて、英語に自信があるわけでも無かったようです。
上手くなってから人前でやろうとか、時間もったいない。そんなの永遠に何も出来ない。過去を振り返った時に自分で「よくもまぁこんなのを人様に晒したものであるな」と我が身を呪うことはあるけど、それでもやるべき。通過点。しかもきっとその通過点を好きって言ってくれる人もいるはず。ですよ
— 藤原さくら (@MammothSakura) 2016年1月5日
これ↑はTwitterで藤原さくらさんがつぶやいた言葉です。このコメントの真意を藤原さんはインタビューで語っています。
自分の英語力についてつぶやいたものだったんです。私、英語がすごく下手だったですけど、「できるようになってから英語で歌おう」じゃなくて、下手だったときも歌っていたからこそ、英語の先生にも「上手だね」って言われるようになった今があるんですよね。たとえ100パーセントの自信がなくても、ちょっとでもできるようになったらどんどん表現していく。それってすごく大事なことだし、みんなにそのことを伝えたいなと思ってツイートしたんです。
引用:http://www.cinra.net/interview/201602-fujiwarasakura
なるほど、できるようになったら恐れずに挑戦する。そして道を開いていく。そういう考えで英語の曲を歌っていたんですね。
そして英詞を歌うのには藤原さくらさんのもう一つのこだわりがありました。
藤原さんは曲を作る時に伝えたい歌詞を先に作って曲をのせる場合と、伝えたいメロディーを先に作って歌詞をのせる場合の2パターンがあるそうです。前者の場合は日本語の歌詞になることが多いそうですがメロディーを重視する場合は英詞の方が多いようです。
というのもメロディー重視で曲を作る場合、思いつくままに英語みたいな響きで歌っていることや、英詞の方がメロディーにより集中できることから英詞のほうがしっくりくるそうです。
だから藤原さくらさんの歌は日本語の曲と英語の曲では全然印象が違うんですね。みなさんも藤原さくらさんの英語の曲でメロディーの美しさを味わってみてはいかがですか。